『仔先輩』話、完結です。
本編のラストは松本様による『原作コスの仔カカチ』をオネダリするためだけに、作為的に(笑)頑張りました~。
松本様ー、お忙しい時期だったのに本当にありがとうございました。
文字書きとして、これほど恵まれた贅沢なコラボはないと断言できるほどの最高の経験になりました。
それから仔先輩サイドからのスーパーアドバイザーのぎわ様にも大感謝です。『6』と『後日談』の「仔先輩の恨み」話はのぎわ様のお言葉から生まれました。
はあ~。何がたまらないって、松本様の描かれる『カッコイイ少年テンゾと美少女仔カカチ』の組み合わせがたまりませんよね~。
一生の宝にします。
短編専門の私には非常に濃ゆい一ヶ月でした…!(息も絶え絶え)
何かいろいろ抵触するんじゃないかと不安な仔先輩の3を上げました。
テンゾウは次の4と5でやらかしてくれる(笑)ので、陰険なツンを心がけたんですが、どうかな……。
仔先輩を書いていると、昔二ヶ月ほど預かった友達の犬を思い出します。
もうホント小生意気な仔でね~。ちびの癖に気が強いし、大きな犬相手にもじゃれつくし、友人の中で一人158cmの体の小さい(体重は結構あるんですが…)私をちょっとバカにしててね(笑)。あまりデレな犬じゃなかったはずなんですが、預かった途端にとてつもない甘えん坊になってしまって、それこそ24時間「かまってかまって」。そりゃ、私とふたりっきりだから生きる術としてそうしているのかもしれませんが、今で言うツンデレさんですね。
飼い犬だから、私がしてあげないと自分の意志で何も出来ないのがせつなくて、ついつい散歩の時間は延びるし、ネットでレシピ見て犬用のご飯を作ってやったり、無理して遊んでやったり。でもこちらもずっと構っていられないので、お留守番してもらわないといけないし(主婦のいる家しか犬は飼えないとつくづく思った)、帰ってきてからも仕事があるから、おもちゃやおやつを与えてお金で済まそうとすると「そんなのでだまされない。お前が遊んでくれないとヤダ!」って我が儘言うんですよね。無視してても期待を込めた瞳でじっと見てるし、私が振り返ると「ハァハァ」いうし(笑)。
でもあんまりかわいいんで、ついつい虐めたくなるんですよね。これが。
「散歩行くよ~」みたいなポーズしておいて、ふうっと座ると、「え? どうして? 散歩は? 行かないの?」って膝の上に手を乗せてくるのがもう凶悪に可愛くってねー。
悪いことした時に「もう散歩はないないするよ」ってお説教すると、言い訳みたいに何かしゃべるのも笑えるし。
あーかわいかったなぁ。かわいい対象にはついついSっ気がでます(ニコ)。
テンゾウも仔先輩のこと少しはかわいいと思っているはずなんですが(そうかな…)、そんなかわいい仔先輩をもにょもにょしてしまえるんだから、鬼畜だよな…。ラストスパート頑張ります。