結局呪印について期待したような展開や解説はなく、サスケは単に「使えるものは何でも使う」っていう図々しいというか割り切った人…?
潔癖そうなサスケは呪印からの脱却を図ると思ってたんですがね。ドーピングがちがちでも何でもとにかくイタチがいいんだ。イタチイタチ。一途よね。追われる彼もさぞ兄冥利に尽きるだろう。
本当はカカシが呪印を抑える方法とかいろいろ知っているかもしれないのに、ちらとも思い出さないんだろうな。
カカシはまだ、生きてるよ。あんたの師はまだ生きてるんだよ、サスケ。
『ヌルイ大人』に頼ることなく走った結果、呪印どころか、さらに3人分の残留思念をごてごていびつに背負う身に…。
いや、しかし、このサスケ像はすごいね。
少年誌で、かなりチャレンジャーな作者を応援してます。
彼に限っては、下忍時代にナルト達と過ごした時間が、黄金期として引き立っていると思う。
最期まで一貫して描いていって欲しいな。一人の忍びの人生を描き切るって、三十路そこそこの人間にとっては、かなり荷が重そう、ですが。サスケの件については漫画的表現や人物像から離れてほしいと、ちょっと期待。
取り込まれた?大きな思念の大蛇丸より、残り二人の残留思念が土壇場で鍵を握っていたり、サスケの邪魔をする展開になったら、さらに泣きそうに喜びます。
あと、密かにお気に入りのカブトが…早く黒い本性表さないかと、じりじり。どきどき。