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忍禁書外伝的日々妄想

基本ヤマカカで暴走モード。完全腐女子向け。
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52巻感想

今更ですが、心の深い部分にガツン!と来たので暑苦しく語ってます。


あくまで個人的な受け取り方でしかないので見当違いな感想と言われるかもしれませんが、この巻のサスケの行動とセリフにはいちいち感銘を受けました。
人気漫画ゆえに長い連載になってますが、サスケの真実に迫るシーンの度に書きたかった『核』はここにあるんだろうなと思わせる鋭さとセリフ運び。作品的には長期続いたのは不幸だったのではと思うほどで、これは寄り道せずに作者の叩きつけるサスケの物語を味わいたかったです。
『イタチの命と引き換えに笑ってやがる』
『今のオレにとってお前らの笑い声は軽蔑と嘲笑に聞こえる!!』
こういう感覚や感性を生々しくストレートに書ける作者というのはどういう人物であるのか。ひょっとして大衆や普通という名のカテゴライズから常に疎外感を味わって育った者ではないのかと疑いたくなるのは私個人の短絡的な感傷に過ぎないのでしょうが、激しい興味を覚えました(作品を通じてその姿を探っていくのも密かな楽しみ)。
そしてナルトの「わかるってばよ」がサスケに簡単に浸透してしまったら興ざめですが、『ナルトの全てを否定』することに行き場のない閉塞された怒りを転換させたサスケの心の動きは爽快ささえ感じるほどに見事。
 やっと二人が対等になれたイメージ。

と、ここまでは割りとまともな作品感想で…。
元弟子に『低俗な忍』呼ばわりされたカカシに…なぜか…萌…え…っていう心の動きがちょっと自分で本気で謎です(ああぁ…)。
瞬間的には「こ、小僧!許さん!」ってかなりカチンときたんですが、あのコマのカカシの後姿…ハァハァ…。
うん。カカシって弟子(ナルトとサスケ)に相当偉そうな口利かれてるじゃないですか。もうああいうシーン見ると「このクソガキめ!」って根に持ってしまうんですが、逆にあそこまで真剣に罵られてると失笑とともに萌えてしまうよ…。
何かの折にそれを思い出して微妙に落ち込むカカシを妄想すると「うほっ」ときます。

あとは、カカシが火影にならなくてほっとしている心理もどこからくるんだろうか。
カカシが責任ある立場についたら死期が早まるとでも思っているんだろうか自分。
適任だけど、これ以上他人のために当然のように身を削って欲しくないというのが正直な気持ち…。

そしてヤマト隊長は相変わらず老けている(爆笑)。
表情や行動がいちいち可愛かったんですが、「だからこそ世話役に選ばれたんでしょう」っていうおべっかめいた発言が特に笑えた。
あの人、意外と情報操作みたいな任務は苦手なんじゃないのか。
それか自分自身がナルトの『世話役』に選ばれたことがよほど嬉しかったのか。
なのにまたナルトの拘束に失敗して先輩にジト目で見られそうな予感(ククク)。

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