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忍禁書外伝的日々妄想

基本ヤマカカで暴走モード。完全腐女子向け。
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夢と妄想と先輩と

もともと数えるほどしか見たことはないのですが、昨日は随分久しぶりにテンカカの夢を見ました。
うちと相互もしていただいているある絵師さんの同人誌(汗)という設定らしく、見開き2ページ分は読むことができたのですが、私の夢っていうのはほとんどが最後まで食べたり読めたり出来たためしがないんですよ…。
どうもテン→カカ的な展開らしく、テンがカカシに木彫り(?)の黒い牛を渡していました。
「なんでお前こんなの買っちゃったのよ」
なんて言ってたので、木遁で作ったんじゃなくて、買っちゃったみたいですよテンゾウ(求愛行動???)。

で、夢占いじゃ『黒い牛』もどうせ『欲求不満の表れ』とか何とか言うんだろうと開き直りながらふんぞり返って検索してみたら、『危険やトラブルの暗示』と出てきて「ギャッ!」ってなりました。
し、調べてみただけで、そんなの信じてなんかないんだからねっ。
忍びには危険はつきものぜよ(ニンニン)。

*****
以下は昔大好きだったとあるリメイクゲームについて。

 

彼を一目見た瞬間、「(色違いの)先輩!」と育て上げることを即座に決意(仕草重要・笑)。
このシリーズの過去作に第一部の恋人同士ユニットの子供が第二部の主力戦力になるというシステムのものがあったのですが、その影響で誰と誰を一緒に行動させて隣で待機させるかということを何となく意識してしまいます。←男女だけでなく男男もCP成立するのかと無意識に思っていた自分に苦笑
賛否両論あるみたいなんですが、『味方は誰一人欠けることなく無傷で敵だけが死ぬ』という世界観はある意味傲慢な勝者の理論だと思うので、『誰かの死と引き換えに誰かを得る』という新システムも深くて好きです。…と言いつつ、やっぱり誰も喪いたくない上に『味方だけは死んでも復活する』なんて都合よく『死ぬ』ということを軽く扱いたくなくてクラシックモードでリセット押しまくりだったり。
失策や僅かな不運で簡単に味方の命も喪われるところが虚構の中のリアルという感じでとても好きです。

という近況orz
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大人買い

昔はどんなつまらない本や糞ゲーでも、買った以上は何かの義務感に駆られてるのかというぐらいしっかり遊んだものですが、最近は驚くほど集中力がありません。
買っただけで満足してしまうって何事だろう。とりあえず興味ある分野の本とか、最近リメイクされた某大作(リセットは確かに何度も押す羽目になる…!)を含めたDSソフトをモリモリ買ったんですが、いつクリアできることやら…。
サイト的には来週あたりから落ち着いて何か書けそうかなという感じです。勢いや波を逃しっぱなしでいろいろと申し訳ない(各方面にまた改めてメールします)。

実家のワンコは相変わらず素直でわがままで可愛いです。
行く先々にフレームインしながら待っていたり飛びついて来たりするくせに、ものすごいそっけない時もあったりで仔悪魔的というか何と言うか(翻弄されてメロメロすぎる)。
動物と暮らすなんて贅沢は初めてなので、「何でこの世にこんな生き物がいるんだろう」と感動しきりです。
「この毛玉め」といじめたり怒らせたり、「お前、優しくしてくれるなら誰でもいいんでしょ」と先輩風にからかったりして遊ぶんですが、自分こそ小動物なら何でもいいのかもしれない(萌え方が半端ない)。
だってテンカカで小動物で雄同士って、叫びたくなるぐらい興奮するんだもの…(雄同士ーーー!)。

『絶望の中で僕は生まれた』

ご無沙汰してます。
「何もないよりはマシ」な程度のちょろ書きですみません。
素直に考えるとテンゾウの誕生日って私的にはこういうイメージみたいです(ある意味で先輩と少し同じ)。


*****

稼いだ任務料を一体何に使っているのか。いわゆる浪費や贅沢をしているところなんて見たことがないのに、日頃から財布の紐が堅すぎるカカシ先輩がしれっと意外な台詞を吐いた。
「今日誕生日だろ、テンゾウ。何が欲しい」
知らないはずはない。あの時のやりとりをまさか忘れているわけじゃないだろうに、その白々しさはいっそのこと清々しいほどだ。
僕は先輩の真意を測りかねて沈黙した。
記憶の濁流は、心の奥底に封じ込めた不本意な感傷を呼び覚まして刺激する。
引き千切られた管。
白いシーツに知らぬ間に存在していた多量の血痕。
色素の薄い髪。出逢った瞬間に突如膨れ上がった感情に戸惑い、そして「彼女」に伸ばされた己の腕。
鼓動。初めて意識した己の鼓動。
嬲り殺しにされた、少女の穢れた太腿。
先輩の、僕を見つめ返してきた真っ直ぐな眼差し。
…ああ。多分僕は、妙なことばかりを鮮明に覚えている。
「テンゾウ」
「はい」
面影なんて、何一つ覚えてない。
研究所に監禁されていた誰かと、あの下忍の少女を重ねたわけじゃない。
でも僕は、どんな無理を押してでも、あの時あの少女を助けたかった。
そして意味のないことに執着する滑稽な自分を嗤うために、僕は先輩に八つ当たりとして真実の一片を吐露したはずだ。
何一つ正式な記録のない僕の『誕生日』は、研究所から瀕死の状態で助け出された日で。
お前はあの日生まれ変わったんだ、生まれたんだ、と。事後処理に関わった里の誰かに他人事の気軽さで定められた日に過ぎなくて。
何より僕のものでない細胞の記憶と感情が、僕の担当医として急遽呼び戻されたという豪快な医療忍を『視た』瞬間に膨れ上がってどうしようもなかったこの躯の。
すべての感情の結果が、僕が二度目に『生まれた』日に無力な少女が理不尽に惨たらしく死ぬことを拒絶していた。
でも、結局のところ、それはただ目の前で僕が『それ』を見たくなかっただけの話だ。

何かを欲しがる気分になる日じゃないです。

そんな憂鬱な言葉で先輩の眉を曇らせたくなくて、返事を保留したまま僕は曖昧に微笑んだ。

******
隊長、誕生日おめでとう~!って、祝ってないよ!的な内容ですまん!(うわあ)

最近心揺さぶられたこと

現在里帰り中につき、実家のわんこに早朝から「起きた!?起きた!?」とじゃれつかれているのですが、まさに『大事にされて守られた無邪気さ』にメロメロです。何だあれ。心洗われてしまうよ。
そんなわけで最近の口癖は「かわいいなぁ…」です。
誘われたら無条件で奉仕してしまうってば!
何かちょっと年下の我侭女に振り回される雄の気分になる(気分だけ)。

先月の話になりますが、5年越しにやっと開封した例のゲームの設定・人物像に「ギャフー!」となって、血眼で二次創作サイトさん探してやっと探し当てたオンリー・ツーがツー・トップだったことにぶるぶる奮えていたのも束の間!

ああああああああアリ獲ってぃぃぃぃーーーー(涙)
↓深刻なネタばれはしませんが興奮冷めやらぬ叫びでもオッケーな方のみでお願いします

『寂寥』

「振られた」
忙しなく見えないよう気をつけながら徳利を傾け誘った理由を簡潔に告げたら、律儀な後輩は一瞬驚き顔を曇らせた。
そして、はは、と演技のような渇いた笑い声を漏らし、
「僕が女だったら、先輩の足に縋り付いてでも別れないのに」
冗談に紛らわせ切れない視線を俺からそらした。
寂しい声だった。
気づいている。
俺も寂しくて、お前も寂しい。
――どうしよう。
治療室の前。あの時、彼女はこの世でただ一人きりだった。俺のすぐ隣で俺の答えなど求めていない、孤独の中でつぶやかれた声を思い出し噛み締める。
混乱と涙で呼吸困難に陥りながらくのいちの名を繰り返し呼ぶ、痛ましいその細い肩を慰めようと抱いたら、何を否定したかったのか彼女は頭をふって俺の手を拒絶した。
ああ、と今まで見過ごしてきた些細な現象がひとつの結論を導き出した時、彼女に対して何も与えてやれない俺はただ俯いた。
俺も彼女と同じ。
理由は違うが、告げるつもりがないのは、同じ。
気づいてみれば単純な話だったのに、どこまででもテンゾウを試す己の声を、俺はどこか遠くで聞く。
「女のお前を想像したら恐いよ。何か背筋がぞくぞくする」
「酷いなぁ。『お前はかわいい後輩だよ』なんてこき使ったりするくせに。あれはやっぱり嘘ですか」
「違う意味でかわいいじゃないのお前は」
「どういう意味ですか、それって」
憤慨したように振舞う態度の奥底の、微妙に揺れているテンゾウの慎重さが心地いい。俺達の関係の変化を探りつつも、崩すまいと気を配るその臆病さが。
俺も俺だ。逃げの姿勢で安全圏を確保しておきながら、なのにその正反対の熱情を引き出したいとどこかで焦れている。
この秘めた獰猛さが果たしてこの後輩に貪られたい願望なのだとしたら、なんと自分は自虐的な男なことか。
はぁ、と勝手に観念したテンゾウがため息をつく。
「僕は、先輩の『猫』だからなぁ…。あ、犬のが先輩はお好みですか」

犬のが先輩は興奮しますか。

なんて、逃げを許さない目つきで追い詰めてくれたらいいのに。
それでは優しい冗談に笑うしかない。一番欲しいものに手を伸ばしてはいけないと、戒める過去を自分から放棄することができない。
あの後、一命を取り留めた想い人に、それでも彼女はその想いを生涯告げることはないと寂しく微笑んだ。
そして、俺への友愛も、生涯変わることはないと。
「友愛。友愛か」
「先輩?」
「俺も、お前への友愛は、生涯変わることはないよ」
「…やめてください」
反射的に硬い声を出したテンゾウは、その不自然に強硬な態度を後悔したのか「どうしたんですか。変ですよ先輩」と女に振られたばかりの俺に愚かな問いをした。
そう、嘘だ。
嘘だよ。
そんなことを言うのなら、俺にだってテンゾウがいるじゃないか。
彼女の、ではなく、俺の真実を暴き出されたことに打ちのめされながら。
実は咄嗟に、そう思った。

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