まず、予約してゲームを買うっていう行為を初めてしました。暇な時に『最近よく聞く大丈夫だ問題ないとか一番いい装備』ってなんぞ???と検索して、大天使にずるずる心奪われ、うん、受だな…どうも自分は一番好きなキャラが受になる傾向だな(しかし逆CPもリバもおいしい)と、二次創作サイトさんを探す生活に突入…。
既に素敵なサイトさんがいっぱいありましたし、絶賛創作欲低下中なので自分が書こうとは思いませんでした。ゲームのレビューブログぐらいなら作れそうとか、ゲーム自体に相当はまったのならわからないとは思いましたが、そうでなくても停滞気味のテンカカサイトが非常にまずい状態なのに、と(ここはささやかでも自分の居城なので…)。
そして発売前の体験版プレイで『正直これは自分がやりたいタイプのゲームではないな』と気づいてはいたものの、キャラ萌えだけでも十分楽しめるだろうと判断して購入。諸々の理由から数ヶ月遅れでようやくプレイ。
まぁ、激しく萌えたんじゃないかな。ルシフェルマジ大天使だしね。
ただし聖書の知識もほとんどない自分にはストーリーが全くもってわけわからんでしたorz ネットをまわって一応の補完はしましたが、あれはちょっと本編が不親切すぎるんじゃないのかと…。本当にあの「深読みではないのか」と疑いたくなるネットの考察の数々に耐えうるだけの設定があるのなら、小説で読みたいですよ。ゲームのノベライズ的な薄っぺらいやつじゃなくて、しっかりと小説のために構成されて書かれた分厚い三部作ぐらいの。
ゲームのアクション性は、はっきり言って最悪です。世界観というか背景は確かに美しい(BGMも)。美しいんだけれども、ジャンプした時に遠近感がまるでわからない仕様はどうなんだろう。影を見ていないとどこに着地するかわからないなんて、それも世界の神秘性を増すための計算だと言われたら納得せざるをえないだけの強引さが、すべての面において発揮されていると思うよこのゲーム…。
雑魚敵を倒すのも作業的な感覚しかなく、また『私は別に危険な足場を越えるのを楽しむためにこのゲームを買ったんじゃない』とイライラがピークに達して途中で真剣に『やめようか』と思いました(危険な足場を越えるゲームとして一般に有名なのはマリオですが、あれは楽しいので別にそういうゲーム自体が嫌いなわけじゃないと思う。辛口ながら)。
直前に戦闘の楽しかったラスストとパンドラの塔をプレイしていたのも、あくまで個人的にですがこのゲームの評価を下げていると思う。武器奪うのは楽しかったんですが…。最後もラスボスをラスボスと思ってなかったから拍子抜け。ルシフェルに「まだ終わってないぞ」と言われて、素で堕天→ラスボス展開がくるのかと身構えたぐらいだし。つまりは最後までストーリー=キャラの心情をまったく理解できていなかったってことですよねこれって…。←大問題だ
アルマロスのテンションには最初ポカーンでした。そしてこのゲームは一体どこに行きたいのかと萎えが本格化し始めた瞬間でもありました(最初のネフィリム祭りステージの作業的な一本道っぷりから嫌な予感はしてましたが)。
しかし例の『お前も嬉しいだろう』は萌えましたよ。よかったですよ。諸々と。
ルシフェルマジ大天使だしね。
そしてイーノックの冥界コスとあのポーズ(特に股間部分)が頭から離れません(一体どう解釈していいのかわからないw)。
総括すると、消化不良ですね。第二段がもし出たらプレイはします。ルシフェル目当てで割り切って。ゲームとして面白いとは残念ながら思わなかったです。
しかしルフェルマジ大天使。