なーんか、展開があまりにもちぐはぐな感じで、キャラ萌したくても話に素直に入り込めません・・・。
特に最高権力者の前で安っぽい不良漫画よろしくふんぞり返って煙草の煙をくゆらす新米中忍。あんまり見ていて気分のいいものじゃないねぇ。
NARUTOの二部で唯一評価できる点は、過去に生み出したキャラクターを有効に使おうという姿勢が見えること。これは固定キャラファンにとっても、物語にとっても非常に歓迎できる点かな、と。
七班におけるヤマトとカカシの大人忍ツートップ状態をどう解決するのか、もしやヤマトは退場かと危惧していましたが、それは綺麗にクリアしましたね。(サイも出てくるしヤマカカー的にも万万歳!)
これで一気に暁編のクライマックスに踏み込んでくれたら拍手を贈りたい。常にくどいほどの安定した伏線を張っているNARUTOですが、物語にスピード感をつけることによってこの嫌な流れを変えることはできると思います。原作者がそれを望んでいるかどうかは疑問ですが、このNARUTOという漫画にとって、第三部、その先に物語が厚みを持って進むための、ここは正念場のような気が・・・。もうここでぐだぐだしてしまったら、本気でまずい。
つか、私はヤマトの活躍に望みをかけて読みますよー。どうか本当にスピード展開でお願い。私は暁編で中途半端に終わるNARUTOは見たくないよー。
しかし退院後すぐにナルトの修行を監修していたカカシは、ちょっと太った感じです。
包帯の手を見せるためとはいえ、カカシまた内緒話してます。しかし、部下の小僧に告白して激しく拒否られて今度は「用済み」とは、何だかカカシスキーを物悲しくさせる話ですな・・・。
そしてやっぱり、二尾のおねいさんは生還してナルトと仲良くなる運命な気がします(希望的観測?)。
ああ~ん。それにしてもユギト色っぽいわ~。トビあたり「・・・・・・もったいないっス」とか何とか言い出さないものか。彼女のすっぴんが見たい・・・。