「サクラ。こいつはヤマトという名のテンゾウで、最初は躊躇いつつもいざ始めると精力絶倫…相手を枯れた木のようになるまで搾り取るという、恐怖の忍びだ。真面目そうな外見に騙されるな。背中を見せるな。ケツを見せたが最後、あとは死ぬまで犯…あ痛っ」
「カカシ先輩…怪我の具合を見に来たんですが、どうも頭に異常をきたしているようですね…」
「なぁに。テンゾウ。ノックもしないで盗み聞きとは、失礼しちゃうね」
「だいたい、その不穏な独り言は何なんですか。予行練習ですか。サクラに何言うつもりなんですか」
「あっ! お前うちのサクラがちょっと若くてカワイイからって、気にしてるんだろう。でもダメだからね。俺の目が黒いうちは、俺の愛弟子に手は出させないからっ」
「……先輩の目は赤と青でしょ」
「ちょっとぉ。深紅と紺碧って言ってくれる? ついでに言ってやるから。俺とテンゾウはつきあってるから、ちょっと若くて可愛くて女だからって、テンゾウに色目使っても無駄だよって。そりゃテンゾウは背も高いし暗部だし強いしカッコいいし、それになにより絶倫だけど……。ケチだし優しくないし冗談だって言えないそりゃあ面白みのない性格してるんだから。しかもケツ穴にしか発情しないヘンタイだし。お前、コトの前は毎回浣腸って我慢できる? できないでしょ。絶対できない。むしろできないって言って。俺だって盛っちゃう時は正直ツライんだもん」
「……」
「だから、だからね、木の葉の里広しといえど、そんなテンゾウにつきあえるのはこの俺しかいな」
「つきあってません」
「いないからって…。え?」
「つきあってませんから。ボクたち」
「えええ?」
「……」
「……」
「……」
「……俺の上で腰振ったくせに」
「は!?」
「あんなエロい顔して『先輩もうイきそう』なんて言いながら中田氏(←一発変換…)したくせに!」
「……!」
「しかも一回じゃ終わんないし。こっちはもう体力の限界だってのに延々と突くし苛めるし泣くまで責めるし!」
「せ、先輩……」
「なによ」
「た、頼むから、先輩……。そんな隣の病室にまで届きそうな大声で昔のことを言わないでください」
「ちょっとっ。昔のことってなにー!? や、やり逃げ…!?」
「……(こっちが泣きそうです)」
* * * *
若気の至りだったテンゾウ。一方ヘンタイなのに一途カカシ。←かわいそう…
カカシはサクラのことがかわいいと思ってます。テンゾウの方は微妙(笑)。
ぎゃはー!!
無題
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