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忍禁書外伝的日々妄想

基本ヤマカカで暴走モード。完全腐女子向け。
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『致命傷』(テンカカ)

なんだろう。このネガティブさ…。

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愛の試練バトン

ともさんから回ってきました~。
バトン名に「愛」なんてついてるから何か勘違い的にドキドキしましたよ。vvv
ただ問題は、自分はテンゾウなら何でも許せてしまうということです…(最近自分の中でカカシ先輩を越えた感があります…)。
ねちこく長くて、しかもノリノリ(一部下品…)なので注意。

『人を恋うれば穴ふたつ』(テンカカテン+テン女カカ)

はいはい。下品ですよ。
ケツの日とマンの日妄想(http://rankk.blog.shinobi.jp/Entry/169/)の派生話です。
リバとニョタが駄目な人はまた今度~。

はたけカカシはいろんな意味で殿堂入りしている人物だと思うデスよ。

※テンカカテン、女体化カカシ(しかもIN事実あり)注意

1%のテンカカ

テンカカサイトさんなんて影も形も見えなかった頃は、ネット上でテンゾウの姿を見ることさえまれでした。
ナルサーチさんに続々「サイ」取り扱いサイトさんが増えているなか、原作に同時に登場した「ヤマト」は項目さえなかった時期もありました。
今でも隊長関連サイトさん以外で彼の姿を見ることは非常にまれなわけですが(マイナー人物…)。
時々不意打ちで、カカイルサイトさんのブログやエチャログ等にひっそりと置かれたテンカカ画なんか見てしまうと、

「ぶほっ!」

とありえないほど萌えちぎります。
何なんでしょう。この、99%のカカイルの中に隠し置かれた1%のテンカカの威力は(滝汗)。
ヤマト不足だった昔の気持ちを思い出して胸がきゅんきゅんします。
vvv

『その瞬間、』(テンカカ)

暗部寮のシャワー室で髪を洗っていたカカシは、その後輩の気配を感じて顔をしかめた。
任務はいつだって命の危険に直結するような凄惨なもの。贅沢なんて許されない時代に、24時間湯を使える環境はありがたいが、これまた狭い場所に即戦力を押し込めて管理しているのも里の都合。これぐらいの特権は、あってもいいような気もする。
こんな男ばかりしかいないむさ苦しい寮のシャワー室で、几帳面にも腰にタオルを巻いて現れた後輩を無視して、カカシは髪をすすいだ。
こんなことならもう少し後で来るんだった。
無遠慮に見られていることに内心苛立ちながらも、関わりあいたくないので知らないふりをする。
人もまばらなのにわざわざカカシの隣に来た後輩は、いつものように鼻先で嗤って挑発的なセリフを吐いた。
「相変わらず細い腰ですね。そんなんで女抱けるんですか。先輩」
「…………」
ギロリと睨んでやってもよかったが、下手に反応して相手を喜ばすこともないだろうといつものごとく無言を貫く。
任務中は後輩として申し分なく忠実に働くこの暗い髪の色の男は、最近になって急に、こうして時々人の神経を逆なでするような言動をする。
理由はわからない。
死線を共にする仲間として大事に思うならば、腹を割って話し合う努力をすべきだろうが、人の好悪というものは理屈ではない。必ず通じ合うとは限らないのに、容易くほどけそうもない絡まった糸に取り組むのは、ひどく億劫な気分だった。
夜明けの来ないような連日の任務が、気分を欝にさせているのかもしれない。

だから、首を横に振るのでさえ、言うならば面倒だった。その億劫な気分の延長で、カカシは腕に暗部の別の隊のくのいちをぶら下げていた。
女というものは、どうして己以外の恋愛の成就でさえ、我が事のように画策するのが好きなのだろうか。
複数の女たちの手によってお膳立てされたこの状況に、積極的に逆らう理由も、またこの女を傷つけたい気持ちもなく、カカシは自分のことを「好きだ」という目の前の女を少し知ろうという気持ちになっていた。
こちらがあまり話さなくても、嬉しそうに弾む女の声。同じ忍びだというのに、性が違うと筋肉の質がやはり違うのかと首を傾げたくなるようなやわらかい腕の感触。
歩いて、甘味処でお茶を飲んで、話を聞いて。
そうこうしていると、例の後輩の気配を感じた。
キラキラ花のような明るさを放つ彼女とは、対照的な瞳の暗さ、そして体格だった。
さすがに連れがいるからかいつもの嫌味はなく、すれ違う時に凄みのある目つきで軽く目礼された。
何で、ここまで憎まれるのかね。
カカシは、辟易を通り越して、笑いたくなった。
しかし、『嫌いな人間』が『どうでもいい人間』とは違うというのが不思議な人間心理で、次に任務で会った時に、その後輩はしっかりとカカシに聞いてきた。
「……この前のあの子、彼女ですか」
彼にとって、それはどういうつもりで聞きたい事項なのだろうか。「そうだ」と答えれば、まさか危害を加えるつもりじゃあるまいな。それともまさか、彼女に男として気があるとか。そういう可能性も捨てきれない。
「ま、そういうんじゃないんだけどね」
曖昧に答えると、この男にしてはしつこく追求してきた。
「つまり、今は彼女じゃなくても、これから進展の可能性はあると」
「うーん。どうかね」
やっぱり、彼女に気があるのか。
お前が嫌だっていうなら、やめてあげてもいいのよ。
とは、その女に好かれている男が言うには、少々人の悪い、余計恨みを買いそうな一言か。
とりあえず否定しておこうとカカシが口を開こうとした時、
「つきあわないでください」
「は?」
「彼女と、つきあわないでください」
「……」
随分と直接的に素直に吐かれた言葉に内心で驚く。
だが、意外な台詞はここで終わらなかった。
「彼女とだけじゃなく……誰ともつきあわないでください」
真剣な目をして、テンゾウは言った。
間抜けな顔をしている自覚はある。
図らずもしばらく見つめあった後に。
真剣だが無表情だったテンゾウが、急に不安定な目の動きをして、眉間にしわを寄せ、横を向いて視線をそらした。

* * * *
これ、半年も前に書きかけで放置していたものです…。
その瞬間、胸キュンしましたカカっさん(笑)←でもまだ『可愛い後輩』としてしか見てませんが

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