自分の中に自分じゃない誰かの一部がある。
この肉体が死滅したら、彼も真に木ノ葉から喪われる。
こういう意味では、カカシにとってのオビトという存在と、テンゾウにとっての初代様の存在っていうのは共通点ありますね。
やっぱりカカシの里愛精神というか思想の根本はオビトにあるのかな。
しかし、共通点があるだけで、テンカカの二人ってそれを受け継いだ経緯からして陰と陽ですよね。
私はちょっと、現在のヤマトがあんなにも爽やかに笑えるところにすごくひっかかりがあるのですが、原作では彼はとても大人の態度ですし(ナルトへの表情なんか見るとすごくいい人)、里にとってはいい感じに乗り越えたんでしょうね。
でも、私はすごく狭量な人間なので、どうしてもあの綺麗さが理解できないんですよね。テンカカ的に考えてみても、弱い気がする。それをカカシのおかげというのは、何だかテンゾウの闇を軽く扱いすぎるような気がして。
多くの人との接触があって、今のヤマトがあると思うのですが、何があったらあんな風に邪気なくかわいく笑えるんだろう。知りたい。
カカシの中のオビトに対しては、似た境遇のカカシに多少親近感はおぼえるかも知れませんが、嫉妬というのはあまりしない気がします。←そんなSSも書いといてなんですが(汗)
でも。
ごめん。やっぱり上記を無視して人間関係を単純化したテンカカ妄想は止まらないわ。
私的には、オビトがもし生きていたら、の方が、テンカカ的にはかなりオイシイ…。
腐視点的にオビカカかカカオビか選べといわれたら、断然オビカカ派…なんですが…。彼はリンちゃんと幸せになって、イタチからも奇跡的に逃れて(笑)、写輪眼をばしばし使う暗部になると、いいな、なんて。
それでカカシとバディを組む。
腐れ縁の憎まれ口タッグとは表面上のことで、他の誰の追随も許さないほど、息のぴったりあった信頼し合える唯一無二な親友のふたり。
後輩のテンゾウは。
「……」と表情もなく言葉もなく、カカシとの接触もあまりなく、日々を任務のためだけに過ごすんです。
オビトはあんな人懐っこくて明るい性格だから隅の方に座っているテンゾウにも自然に声をかけると思うんですが、オビトといる時のカカシは「場の会話」をオビトに任せちゃっているから、テンゾウをただ見てるだけ。
カカシもテンゾウも私語という意味ではお互い声をかけない。任務での接触もあまり無い。
でも多分ちょっとお互い気にしてる。←突然腐(テンカカ)視点来たコレ!
それでもって時が流れて。
コードネームがヤマトになって、やっとお互い落ち着いた環境できちんと向き合って言葉を交わすんです。
お。
おお。
うおお。萌える! オビト生存パラレル萌える!
なんか、こー、恋愛的にほとんど動きのないところが逆にそそるね!
でもそんなヤマトさんは、もしかして木ノ葉を裏切っているかもしれない。
おお。
おお~。
パラレルなら、それもいいね!
はぁ、また無駄に語っちゃったよ。
基本的にここで語っているのは作品にすることは無いけど、この萌えどうにか出さないと破裂しちゃう、てな感じのものなので、あんまり気にしないでください。
それで、もしかまかり間違ってそんなのもいいね!なんて萌えちゃったらぜひ書(描)いてください。
節操なしですいません。うう。
無題
のぎわさーん