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忍禁書外伝的日々妄想

基本ヤマカカで暴走モード。完全腐女子向け。
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2008年現在のweb翻訳の精度

十年ほど昔、『高額の翻訳ソフトで訳した』なんていう目も当てられない日本語らしき代物を自信満々に見せられて、真実を告げるのが死ぬほど申し訳なかったという非常にしょっぱい経験がありますですゆひです。
ふと気が向いて、今回は自分とこのページを英語と韓国語に翻訳して見てみたんですが…

Ten elephants

て、誰ですか!
前後の文脈からして、「テンゾウ」ですか。そうですか。
テンゾウ君なら分身とか変化とか何かでいろいろ不可能ではないですが、複数形なのが泣かせます…。

韓国語版でもテンゾウの「テン」はイタチ科の動物(→こちら)に訳されてるみたいですし…。
まぁ、固有名詞は仕方ありませんが、素人目にも受身や可能形がなにやら怪しくなっていることは一目瞭然なので、若手の言語学者に協力を依頼すればすぐにでもその辺は改善されるはずと思うのですが…。前後の文脈を見ないと判断つかない類のものは、作り手の労力の関係上、うまいサンプルの収集方法を考えない限り機械翻訳じゃちょっと無理でしょうね。

と、それにしても一番可笑しかったのはこれ。
黒にゃんこに齧られたテンゾウが苦しげなうめき声を上げるシーンなんですが、

「……っ、っつ!」(原文)→「 … …精液、精液の犬!  」(韓国語版)

どこに精液なんて単語に間違える要素が!?
文字コードの番号でも近かったんでしょうか…。本気で謎です。


えーと、こんな精度の翻訳機にかけてまで拙作を読んでくださる方っていうのは、おそらく日本語も多少はできるのではないかと思うのですが、何だか申し訳なく、そしてありがたいことです…(だって「10頭の象」とか「精液」みたいな誤訳ばかりじゃ、話に入り込めないよ・涙)。
とはいえ、うちにいただいているイラストがお目当てだという可能性は否めませんが…。いやいや、自慢のお宝ばかりなので、私の文などいいから存分に見てください!
わけのわからない言葉の羅列になった翻訳版『ネコトカカシ』のオアシスは、松本さんの挿絵イラストでした。
ああ。これだけは万国共通。コトバハイラナイ…。
(無断転載の問題等について、望まない行為に対する自衛はサイトマスターとして当然の権利です。いくらweb上で公開しているからって見せたくない人にまで見せる義務はない。でも、それを踏まえた上であえて言うならば、web上でありながら日本独自のローカルルールに理解を示す方々にさえ嫌な思いや肩身の狭い思いをさせるのは、サイトマスターの立場としても非常に哀しい現実だなと。文サイトが何を言うって話ですが…)
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